02 未来に役立つ、土台をつくる
学びの「基礎体力」である意欲的にとりくむ力、自分で考える力、やり抜く力、新しい発想をする力、人と協力する力の5つの力を総合的に伸ばします。
意欲的にとりくむ力
身の回りにある不思議や、問題・課題に興味がわき、もっと知りたくなったり、考えて解決したくなる気持ちがわく力。この力が育つと、人にいわれなくても自分からチャレンジしていくようになります。
自分で考える力
はじめて出会う問題・課題でも、これまでに学んだものを駆使して解決しようとする力。この力は、考える手順が身につくと、つかえるようになります。つまり「学び方を学ぶ」必要があります。
やり抜く力
失敗してもあきらめず、試行錯誤し工夫していく力。工夫しながら試行錯誤することに喜びを感じると、最後までやり抜くことができるようになります。小学生の時期は、結果よりプロセスを楽しむことで身につく力です。
新しい発想をする力
答えが決まった問題だけをしていても身につきません。決まった答えのない問題を、自分なりに考えるところからスタート。次第に色々な角度からみて、考えを組み立てていくことができるようになります。
人と協力する力
異なる強みを持つもの同士が、共通の目標のために、責任と役割 を分担し、成果を共有することができるように、意思疎通できる力のこと。これができるようになると、ひとりでは解決できない問題であってもチームで立ち向かうことができるようになります。まずは、他の人が納得するような言い回しで、自分の考えを伝えられ、相手の伝えたことが理解できるようになることが大切です。